サンタの嘘つくのしんどい

息子がクリスマスプレゼントの3DSをさっそく壊した。壊したといっても、落として少しヒビが入った程度なんだけど。

妻が「もう、買ってすぐ壊すんだから！」と呆れ気味に言ったところ、息子が「え？　買ったの？」とするどくツッコんできた。

あわてた妻は「んあー、貰ったの、貰ったのね」と取り繕ってたけど、明らかに（しまったー）という顔で動揺してた。

さながら嘘で嘘を塗り固め、身動きが取れなくなった犯罪者を見ているようで、いたたまれなくなってきた。

もう、いいかげんサンタの嘘つくのしんどい……。

うちは来年から「サンタクロースはAmazonって会社に勤めてる」ってことにしようと思う。

今年のクリスマスプレゼントはこれで

加湿器を買った。

象印のやつで見た目はポットみたいなやつだ。

持ち帰り用に包んでもらったので、箱の上に包装紙をかけられ、その姿はなんだかちょっとしたプレゼントのような見た目になった。

その足で児童館までお迎えにいって、息子に「今年のクリスマスプレゼントはこれでいい？」ときいてみた。

大きな箱を見た息子は「うわぁー！　やったー！」と走り回って喜んでくれた。

家に帰ってからも早く開けてくれと催促するので、開封して水を入れ、動かしてみたところ、湯気が出始めたあたりで「これ、違う」という顔をしていた。

部屋の湿度が低すぎる

我が家の部屋の湿度が異常に低い。驚くほど低い。

うちにある湿度計は10％以下の表示が無いのだけど、針が10％以下を指し示そうとしていっぱいに振り切れているぐらい低い。

笑うと目尻のしわが引っ張られるような感覚があるうえに、お尻がかゆくて仕方がない。

先日、六本木ヒルズのGoogleを見学させてもらったとき、受付に入った瞬間あまりにも快適な湿度で、思わず「湿度高っ！」と叫んでしまった。

しかも、案内された部屋の湿度がいずれも快適で、とても感動した。

雑談中に「こんなに高層階にあるのに、どの部屋も湿度が適当でとっても素晴らしい、感動しました」という、どうでもいい話をしてしまい、Googleの方を困惑させてしまった。

湿度は分かっても空気は読めなかった。

敬愛する志村けんについて

敬愛する志村けん氏がフジテレビの加藤綾子アナと交際しているというニュースをみた。

志村けんという人は、つくづく「加藤」っていう名前の人が好きなんだなあと感じ入ると同時に、志村けん（62）という表記をみて、すでに還暦をこえて2年もたっていることにしみじみとした気持ちになった。

彼が、なんとか市民会館みたいなところで毎週土曜日午後8時から、舞台の上を飛んだり跳ねたりしていた頃は今のぼくより若かったのだ。

志村の背後に忍び寄るのは、お化けやミイラではなく、老後である。