2013年2月21日木曜日

TOTOの取材で聞いた絶対書けないこと

デイリーポータルZ
「トイレの博物館「TOTO歴史資料館」に貴重な便器をみにいく」

先日取材に行ったTOTOの資料館で聞いた話で、実は「擬似汚物」の話が一番面白かった。

新商品の便器を開発し、水を流すテストを行うさい、もちろん汚物もきちんと流れるのかテストしなければいけないのだけど、本物を使うわけにはいかないので、擬似汚物を使うのだという。

そのため、本物の質感に近い擬似汚物を日夜研究しており、例えば水に浮かぶもの、沈むもの、水っぽいもの、カチカチのものなど、さまざまな種類の擬似汚物を準備しているのだそうだ。

しかし、擬似汚物として何をつかっているのかは絶対書かないでくださいね。と念を押されたため、書くわけにはいかない。

「(擬似汚物には)これがいちばんなんですよねー」という担当者の方のちょっと照れた笑い方が印象的であった。

王様の耳はロバの耳の床屋の気分である。

知りたい人は、ぼくに直接会ったときに聞いて下さい。絶対漏らさないという念書を取った上でこっそり教えます。

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